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「曙選手編」 落合史生カメラマンが大晦日のK-1ダイナマイトに出場予定の話題の曙選手
についてみんなが知りたいバックステージを書いてくれました。
あの大きなボディーの戦士曙はどんな人なのでしょう。
落合史生カメラマン
彼はさすがアメリカンサモアの血を持っているだけに、明るいの何のって。
一年前、ボブ・サップと対戦が決まってから何かと一緒にいましたが、本当に明るい、マイク
・タイソンの物まねをしては周りの人たちを笑わせていました。 記者会見のときは神妙にして怖い顔をしていますが、いつもファンには優しくサインをしたり 記念写真に応じたりして、心優しい力持ち!を絵に描いたような人です。 K-1初登場のときは、本当か!!というのが本心です。 相撲界の大横綱が(引退しているとはいえ)k−1に参戦なんて、と思いました。 曙選手がスモウを引退した理由が、ひじとひざの怪我だった。その怪我を持ったままなのか どうかというのも気になるところだったが、自分の注目していたのは何故ヨコズナがk−1に
来たか?なんです。親方になれば安泰のはずなのに・・・。 それを捨ててまで、賭けに近い人生を選ぶのはよほどのこと。(親方株問題など複雑すぎて ちょっとかけませんが)この覚悟が練習の合間や、試合にどのように働くのか。とにかく最初 のボブ戦は、緊張感といいムードといい一番でしたね。張り詰める、なんともいえない空気。 格闘技ならではの空間がありました。 横綱という日本国技のトップとはどれほど強いのか。 私は子供のころに漫画を見て、空想で頭の中が一杯になった感覚に襲われたのを覚えています。 今、横綱は5試合ほどしましたが、初戦ほどの緊張感をもてないのではないでしょうか。 勝てないプレッシャーはあるでしょうが負けたら終わりという感じは最初だけだったのかも。 しかし一年後の今、新たな試練である総合格闘技の戦いが待っていたのは、曙選手にとって
初心に戻るチャンスだと思います。 ファインダーを通してみると表面だけ見れば、大きなぷよぷよした人だけに見えますが、 (今減量にがんばっています。)目の奥には、とても鋭く激しい性格を持っているのがわかり ますね。もともとサモアンは、戦う民族だったのでいざ戦闘になるとスイッチが入りやすくな っているようです。横綱は長年、相撲の世界で自分の本来の性格を押し殺しながら、礼儀、 言葉遣いなど学びました。だからさまざまなところで自分とは別の曙を持っているのではな いでしょうか。相撲を汚してはいけないとか、いろんなところで気を使っているのが見ていて わかります。これまでに負けていることもあり、彼のコーチがよく入れ替わっているのも気に なります。 ボクシングの世界なら、弱い相手から始まり、徐々に強い相手と戦わせ、チャンピオンシップに
臨むはず。また負けた場合は、しばらく休むのもひとつの手だと思いますが、横綱の場合この 二つとも逆のパターンになっているのです。 とは言ってもここまで続けている横綱は、(周りの人たちにはわかりにくいとは思いますが) すごいと思います。先に言いましたが、よほどの覚悟がなければ続かないというところを見て ほしいのです。今の若い選手たちがこれほど失敗をし続けたら辞める事を考えるか、不平不満 ばかり言うようになるでしょうね。
でも横綱の口から負けたことを人のせいにしたり不平などを聞いたりしたことは、私は今の
ところありません。プロの世界ですから勝たなければ意味がありませんが、私個人としては 、彼の練習から試合に向かう姿勢は勉強になることがたくさんあります。だからこそ今度の ダイナマイトでの、ホイス戦はぜひとも頑張って勝ってもらいたいです。ホイスも友達なので 複雑ですが。 人生には沢山のハードルがあると思います。うまく飛べなかったり、転んだりすることのほう が多いかもしれません。諦めずにチャレンジしていけば必ず飛べる方法や助け手が現れる とゆうことを、k−1、格闘技、プロレスの選手から学びました。ただ単に、あの選手が強い 弱いとか、判定がおかしいとか、そのような見方もいいでしょう。(見方はさまざまですから) ですが1人の選手にも沢山のストーリーがあり学ぶところがあるのではないでしょうか。明日 からの糧にするのもしないのも自分の捕らえ方にかかっていると思います。 良い地に種が落ちて、あるものは100倍の実を結んだ (聖書)
よい地とは、私たちの心だと思います。 もっとたくさんの人たちに格闘技を見てもらいたいです。
私は、どちらかというと主催者側なので、皆様にもっと楽しんでもらうために精進していきま
すので、よろしくお願いします。 God bless you & Merry Christmas!! |